米国(ニューヨーク)で事業展開を計画・実施している方々向けに、お役立ち情報をまとめてみました。
2010-02-05T07:02:07+09:00
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試運転中です。どうぞよろしくお願いします。
Excite Blog
このブログについて
http://nybiznews.exblog.jp/12784547/
2011-02-04T23:53:00+09:00
2010-02-05T02:24:39+09:00
2010-02-05T00:00:22+09:00
team_liberty
【ご案内】このブログについて
このブログは、ニューヨーク情報をお伝えするブログ「ニューヨークの遊び方」から、海外事業展開を実施・計画している日本の企業の方々向けのお役立ち情報をピックアップした子ブログです。
親ブログは2004年から続けてる個人ブログですが、ブログを通じていろいろな方々から応援して頂くようになりまして、今回、目的別の子ブログをみんなでつくってみることになりました。カテゴリーも再編集してより便利になったかなと思います。特に、ライフスタイル、文化、雰囲気など現地ならではの「目には見えないもの」をテーマに現場主義でお届けしますので、お楽しみに。
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あのマリオの人気、アメリカで年々高まってるみたいです
http://nybiznews.exblog.jp/12773184/
2010-02-01T13:03:00+09:00
2010-02-04T23:18:16+09:00
2010-02-03T13:04:40+09:00
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1.日本企業の活躍ぶり
ダウンタウンの街角に新規オープンした小さな地元ピザ屋、Mario's Pizza。任天堂のあのマリオそっくりのロゴマーク。まさか任天堂がピザ屋さんをはじめたわけじゃないでしょうし、大丈夫これ?って感じですけど、それだけマリオ人気は根強いってことなんでしょうね。
そうそう、マルチメディア業界、特にビデオゲーム関連情報を専門に伝えるメディア、IGN(Imagine Games Networkの略)の1/20付の記事がすごいんですよー。
2007年に発売されたSuper Mario Galaxyの北米マーケットでの販売本数(2年間で4.1百万本)を、New Super Mario Bros.は発売開始からわずか45日間で上回っちゃったそうです(4.2百万本)。北米だけで4百万本っていう販売実績もビックリですけど、ほんの数年前出た前バージョンが2年かかって積み上げた記録を、たったの45日で塗り替えるって、そんな商品そうそうないでしょうね。いやー、すごい。他にそういう例って何かありましたっけ?
それだけこの2年間にWiiが売れ、さらにマリオのファンも着実に増えていたってことなんでしょう。そういえばハロウィンの仮装でも、去年はそれ以前の年に見かけなかったマリオやキノコ姿の人たちをよく見かけました(プロモーションのためにもマリオ関連の仮装グッズも発売されるようになったとか?)し、雑貨屋さんとかでもちょくちょく関連グッズを見かけるようになった気がします。
マリオ人気、どんどん広まってます
こないだご紹介した黒澤明監督の映画を連日上映するクロサワウィークのようなものから、ゲーム関連、アニメ関連、キティちゃんなどのキャラクター他、ちろんハイテク機器やお寿司に代表される日本の食文化も含めて、日本で生まれた様々なものがこちらではかなり広く支持され、熱狂的なファンまで生み出しています。こういう傾向って興味深いです。
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時代をこえて愛されるクロサワ映画の名作30本、ただいまNYにて上映中
http://nybiznews.exblog.jp/12785677/
2010-01-11T06:45:00+09:00
2010-02-05T06:48:08+09:00
2010-02-05T06:48:08+09:00
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2.日本文化の人気ぶり
2010年1月のニューヨークに突如訪れた「クロサワ・ウィーク」。年明け早々、ローカル情報誌、新聞各紙が続々と黒澤明監督の名作について特集記事を掲載!何かと思ったら、ダウンタウンの映画館、フィルム・フォーラム(Film Forum)で4週間にわたり、黒澤監督作品約30本を連日上映するイベントが開催中とのこと・・・。
近年ニューヨークでは、様々な面で日本文化に対する評価は高まってまして、黒澤監督作品も様々なイベントに関連してわりと頻繁に上映されてる気がしますけど、また改めてニュースになるんですね。
しかも、各紙そろって大絶賛。黒澤監督がいなかったら、ルーカスも、スピルバーグも、イーストウッドも、それどころか今の映画産業すらなかったかも?とまで評されるほど。もう、すごいのです。
一番古い作品は60年近く前に、今よりもずっと技術も予算も限られた中で作られたはずなのに、21世紀の今この時代も年々評価が上がってる印象を受けます。もし東京で「クロサワ・ウィーク」って同じ企画をやったとして、ここまで高く評価されるかちょっと疑問・・・。たぶん、近年のジャパニーズ・ポップカルチャー人気の草分けというか、ずっとさかのぼっていった先の源流とでもいうか、伝説的な日本人クリエーターとしての黒澤監督への評価も合わさって、さらに評価が高まっているのかも。
そうそう、近年、日本のアニメ、ゲーム、ファッション、アート等などのいわゆるジャパニーズ・ポップカルチャーは、こちらの若者(=次世代のクリエーター)を中心にかなり高く評価されているんですよ。この感じだと、そうした若者達が大人になるにつれて、今後、日本文化への評価はさらに高まっていくような気がしますが、どうなるのでしょう?
専用のスケジュールも配布
作品紹介のコーナー すごいとしか言いようがありません〔ご参考〕
・www.filmforum.org:公式サイト
Add:209 W Houston St New York, NY 10014
TEL:(212) 627-2035
【上映予定】青字は金~日曜日のもの
1/6-14(WED-THU): STRAY DOG 野良犬
1/15(FRI): THRONE OF BLOOD 蜘蛛巣城
1/16(SAT): THE HIDDEN FORTRESS 隠し砦の三悪人
1/17(SUN): THE IDIOT 白痴
1/18(MON): SANSHIRO SUGATA 姿三四郎/SANSHIRO SUGATA II 続姿三四郎
1/19(TUE): ONE WONDERFUL SUNDAY 素晴らしき日曜日/ THEY WHO TREAD ON THE TIGER’S TAIL 虎の尾を踏む男たち
1/20(WED): IKIRU 生きる
1/21(THU): I LIVE IN FEAR 生きものの記録
1/22(FRI): HIGH AND LOW 天国と地獄
1/23(SAT): DRUNKEN ANGEL 酔いどれ天使
1/24(SUN): THE QUIET DUEL 静かなる決闘/ SCANDAL 醜聞
1/25(MON): THE MOST BEAUTIFUL 一番美しく/ NO REGRETS FOR OUR YOUTH わが青春に悔なし
1/26(TUE): THE BAD SLEEP WELL 悪い奴ほどよく眠る
1/27(WED): KAGEMUSHA 影武者
1/28(THU): RASHOMON 羅生門/ DREAMS 夢
1/29-30(FRI-SAT): SEVEN SAMURAI 七人の侍
1/31-2/1(SUN-MON): THE LOWER DEPTHS どん底
2/1(MON): RHAPSODY IN AUGUST 八月の狂詩曲(ラプ ソディー)/ DODES’KA-DEN どですかでん
2/2(TUE): RED BEARD 赤ひげ
2/3(WED): YOJIMBO 用心棒/ SANJURO 椿三十郎
2/4(THU): DERSU UZALA デルス・ウザーラ
2/5-18(FRI-THURS): RAN 乱
こういう現象を見てると、そろそろ2010年以降、日本のグローバル化もいろいろな面で自然に進んでくるんじゃないかって気がしてきます。とにかく海外での日本文化への人気や評価って、もう高まってるというかすっかり定着してますし。近年、どんどん進むインターネットの普及も、欧米各国から地理的ハンデがある日本には好影響でしょうね。
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2009年までのニューヨーク観光についてのデータ
http://nybiznews.exblog.jp/12778235/
2010-01-07T01:50:00+09:00
2010-02-04T23:04:57+09:00
2010-02-04T01:59:28+09:00
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6.マクロ経済について
新年早々、ブルームバーグ氏市長が2009年のニューヨークの観光データを発表。リーマンショック以降迎えた大不況の年ということで、史上最多を記録した前年から10%減を予想されてた観光客数は、予想の半分以下の3.9%減に留まり、計4,525万人に・・・。
ここ数年、右肩上がりで増加を続けた観光客数が久しぶりに減少(前回はあの911テロ後でした)となりましたが、それでも史上3番目の多さを記録し、ニューヨーク人気の底固さが顕著に現れる結果となりました。しかも、今年2010年は3.2%増と、早くも増加に転じる見込みです。
また、観光客による直接支出の水準も減少したものの280億ドル(1ドル=90円で2兆5千万円)と、こちらも史上3番目とかなりの高水準で、ニューヨークの観光産業は早くも不況前の状況に回復しつつあるとの見方も出てるそうです。なるほどー。どおりでマンハッタンの街角を見てると不況を感じないわけですね。
〔ご参考情報〕
・MAYOR BLOOMBERGのプレス発表[January 4, 2010]:NY市公式サイト
・NYC & Company:統計データのページ
・ニューヨーク観光についてのデータ[2008-07-22]
この発表で、一部、20年ぶりにディズニーランドのあるオーランドを抜いてニューヨークが1位に・・・って書いてありますが、昨年(2009年)フォーブス・トラベルが発表した『アメリカで最も観光客が訪れた場所』のランキングでタイムズスクエアが1位となり、メトロポリタン美術館も18位入りしてたので、都市として20年ぶりの1位っていうのはとても意外に感じました。
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2009年を振り返って HALF FULL OR HALF EMPTY
http://nybiznews.exblog.jp/12778297/
2009-12-31T02:16:00+09:00
2010-02-04T23:05:16+09:00
2010-02-04T02:17:35+09:00
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3.ニューヨーク文化について
タイムズスクエアで見かけた巨大ビルボード。水が半分入ったグラスに"HALF FULL OR HALF EMPTY"のメッセージ。楽観と悲観の違いを説明する際によく見るあのフレーズ。ビルボードはテレビ・ドラマの宣伝なんですけど、"HALF FULL OR HALF EMPTY"ってメッセージは後からジワジワと染みてくるというか、なんとなく『今年を象徴するフレーズ』っぽくて妙に気になります。
無数の巨大ビルボードや巨大スクリーンのあるタイムズスクエアですから、たぶんこの看板も、今の時代の人々の関心にマッチするように、リサーチなどしてある程度考え抜かれたものなのかも。
そう言う意味では、最近ご紹介したフォルクスワーゲンのキャンペーン、"Fun Theory"も『今年ならでは』のアイデアかもしれません。
今年2009年は、サブプライム・ローン問題からのリーマン・ブラザーズなど大手金融機関の破綻の影響から、100年に1度の大不況を迎えましたが、そんな時代だからこそ、今まで気づかなかったことに気づいたり、見過ごされてきたアイデアや知恵の重要性を改めて認識しはじめたりとか・・・?人類の歴史を振り返ってみても、偉大な小説家、アーティスト、クリエーター、リーダー等の多くが決して恵まれない時代、恵まれない環境の中から生まれ育ってきてるわけで、今の不況期の意義は少なくないような気がします。
・・・なんてことを友達と話してたら、Daniel PinkさんのTEDでのスピーチが面白いよって教えてもらいました。TEDとはTechnology、Entertainment、Designの頭文字で、興味深いアイデアを世の中に広めるために作られたNPO団体のこと。キャッチフレーズは、"Ideas worth spreading"。
今年の夏、Daniel PinkさんはTEDで「驚くべきモチベーションの科学」と題するスピーチを行ってまして、その中で、『金銭的なインセンティブ(つまり、お金による報酬)は、全体的なパフォーマンスに対しマイナスの影響を持ちうる』ということが科学的実験で証明されたと発表しました(米国政府機関や大学、英国の大学でも同じ結果)。
もちろん、単純労働では金銭的なインセンティブの効果はありますけど、初歩的でも認知力が求められるタスク(=いわゆるクリエイティブな作業)になると、お金インセンティブの効果は薄れるどころか、逆にマイナスの影響も出るっていうんです。
えぇー!って感じ。じゃ、どうすればいいの?って思いますけど、そこで代わりに提唱されてるのが「内的な動機付けに基づくアプローチ」。
いわゆるクリエイティブな作業(今の時代、先進国では大半の仕事がクリエイティブなものになってます)でモチベーションやその成果を高めるカギは、AUTONOMY、MASTERY、PURPOSE(自主性、成長、目的)にあるのだとか・・・。このアプローチの実例として、就業時間の20%を本来の仕事と関係ないことに使う「20%ルール」や、24時間本来の仕事と関係ない何でも好きなことをやれという「Fedex Days」等を挙げてます。
うーむ、なんとなく"Fun Theory"につながってるような・・・。そして、近年のニューヨークで参加型の一緒に楽しめるイベントとか、いろんなタイプの社会貢献活動(お金以外のモチベーションの典型例)を頻繁に見かけるようになった背景もココに関連してる感じがします。
Danielさんのそのスピーチ
〔ご参考〕
・www.ted.com:TED公式サイト
・www.danpink.com:ダニエルさん公式サイト
・ネットやITの進化で、世の中に「一緒に楽しめる」が増える?[2009-11-10]
・今年ご紹介したニューヨークの様々な社会貢献的活動のまとめ[2008-12-12]:昨年のものですが記事の大半が何らかの社会貢献活動に関連したものとなってました。
そっかぁ、自主性かぁ・・・。どういうふうにしたらその自主性が育まれるのかとか、"Fun Theory"的な発想の重要性ってかなりありそうとか、いろいろ考えちゃうところです。やっぱり、そういう意味でも、ある状況に対する見方というか、"HALF FULL OR HALF EMPTY"のどっち側で感じるかっていうことは、こういう時代だからこそますます大事なことになってくるかも。同じ状況でも、HALF FULLと感じる人と、HALF EMPTYと感じる人では、その時点の自主性ってぜんぜん変わってくるでしょうしね。
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今年もまた、ありえない公衆トイレが登場中!Charmin Restrooms
http://nybiznews.exblog.jp/12778255/
2009-12-16T02:03:00+09:00
2010-02-04T23:07:24+09:00
2010-02-04T02:05:09+09:00
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5.NYのマーケティング事例
やっぱり昨年、なかなか好評だったんでしょうねー。今年もまた、タイムズスクエアにありえない公衆トイレが期間限定で登場中!場所は45-46丁目間のブロードウェイ沿い。長いエスカレーターの先にアトラクション・スペースと、20室ほどの個室トイレが用意されてます。入場は無料。トイレットペーパーのCharminの提供。
ただいま12月31日まで朝10時から夜11時までオープン中。トイレだけじゃなくて、ダンス・ステージや情報発信用のコンピューター、体験談の収録用ブース(今年初)などのほか、グッズ販売のコーナーも。
なんとなく昨年よりも情報発信機能がUpしてる感じ。そっかぁー、昨年来た時は気がつかなかったけど、ここも「参加して楽しめる系」ですね。
さらに上の階にあがると、こちらも昨年同様、電池メーカーDuracellによるアトラクション・スペースになってます。商品紹介コーナーやゲーム(昨年Wiiだったのが今年はXBOX)のほか、いまや恒例の人力発電装置も!
自転車のようにペダルをこいで発電するこの人力発電には、誰でも協力できて、協力するともれなく景品プレゼント(5分間こぐだけでもOK)。作られた電気は蓄電され、タイムズスクエアで新年を迎える際のサインの電力に使用されるんですよ。つまりこちらも「参加して楽しめる系」。 いろいろなアトラクションが これでメッセージボード付クリエイティブ・ルーム? メッセージは別の場所のモニターにも表示されます 女の子でも簡単な人力発電 携帯電話用の充電装置も無料です〔ご参考情報〕
・http://charmin.com/en_us/pages/restrooms/index.html:営業時間、地図ほか
昨年の大晦日は、夕方3時にいったん閉まった後、元旦早々の深夜0時から2時までオープン予定となってましたが、今年は夕方6時まででクローズするみたいです。たぶん、昨年混みすぎちゃったんでしょうね。それでも常に綺麗に保たれてる特別なトイレっていうのは、女性にとっては非常にありがたい施設です。
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サンタコンでネット時代を考える・・・やっぱり「参加して楽しめる」が重要?
http://nybiznews.exblog.jp/12785237/
2009-12-15T02:08:00+09:00
2010-02-05T02:13:44+09:00
2010-02-05T02:13:44+09:00
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5.NYのマーケティング事例
面白いを通り越えて不思議でしょーがないイベント、NYサンタコン。こちらにお住まいの方々はご存知のとおり、このサンタコン、他のイベントやパレードと違ってほとんど告知やってません。公式サイトでも前夜まで集合場所は秘密!なのに、数千人のサンタさんが大集合。いったい何故?それは、たぶん、インターネット時代だから??
ひと昔前まで、各種メディアや街角ポスターなどで一方的に伝えられていた情報を、今の人々は自ら入手し、そして発信するようになりました。
例えば、"SantaCon"でキーワード検索すると・・・。うわーって感じ→。
この変化を加速させてるのが、ウェブサイトにはじまって、Eメールにメッセンジャー、ブログや各種SNS、FacebookやFlickr、最近注目のTwitterなど等、インターネット上に次々と登場する『コミュニケーション・ツール』。
もはや、「一方的に伝えられる情報」をムダに待ってる必要はなく、図書館や本屋さんまで行かなくても(=時間やお金をかけなくても)、「自分が知りたい情報」を自分が好きなときに調べられます。
さらに、ネット上のコミュニケーション・ツールで手軽に情報発信できるようになると、『自由で楽しい参加型イベント』の魅力がアップ!友達や家族みんなで参加する様子をネット上で自由に表現してみるっていう新しい楽しみ方が急速に広がってるように感じます。特にニューヨークの場合、自己表現が得意な方々が多いから余計にそう感じるかも。結果、参加して楽しめるイベントほどさらにネット上に情報が増える仕組み?
で、ふと気になったのが「イノベーター理論」。
エベレット・M・ロジャース教授が著書、"Diffusion of Innovations"で1962年に提唱したイノベーションの普及に関する理論。かなり古いですけど、新しい商品・サービス、トレンドなどの普及について考える際のアイデアの1つ。
「イノベーター理論」ができた当時はもちろんインターネット以前。「一方的に伝えられる情報」でっていう話なわけで、現在のようにインターネットを介して個々人が「自分が知りたい情報」を自由に得られて、さらに自由に「伝えたい情報」を発信できる状況へライフスタイルまで大きく変わってくると、このグラフってどう変わるのでしょうね?
〔ご参考過去ログ〕
・ネットやITの進化で、世の中に「一緒に楽しめる」が増える? [2009-11-10]
・ニューヨークを大量のサンタさんで占拠! SantaCon 2009 (その2) [2009-12-14]
・ニューヨークを大量のサンタさんで占拠! SantaCon 2009 (その1) [2009-12-14]
・ニューヨークにサンタさん達がやってきた・・・ SantaCon 2008 [2008-12-15]
誰でもみんな得意分野はあるわけで、昔と比べると分野に応じた専門家(イノベーターやアーリーアダプター)を見つけやすくなったことが、ネット時代ならではと思います。あと、なんとなーく、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にある溝(キャズム)を超えるのに、手軽に一緒に参加して楽しめるっていう特徴を備えると良いかも?とか思ったりして・・・。
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広告メディアが第二のジブリ、ディズニーを育む時代に?
http://nybiznews.exblog.jp/12778263/
2009-12-12T02:05:00+09:00
2010-02-04T23:07:56+09:00
2010-02-04T02:07:33+09:00
team_liberty
5.NYのマーケティング事例
ここ最近お伝えしたギネス・ブックにも載る世界最大のエルフ・パーティ!とか、ユーモアたっぷりのニュース形式の新聞広告とか、アメリカのテレビ局って発想が面白いですねー。でも、いくらクリスマス特番でも去年はこんなのやってなかった気がします。番組宣伝にしてはお金かかり過ぎですし・・・。
もしかすると、広告収入が減少してるテレビ局は、以前よりも本格的に新しいコンテンツやブランドへの投資と育成に力を入れるようになったとか?古くは「34丁目の奇跡」とか「ホームアローン」とか、人気のクリスマス映画はその後ずっとコンテンツとして価値を持ちますし、アメリカのテレビ映画は国内だけじゃなくて世界中がマーケットになりますしね。ギネス・ワールド・レコードに挑戦したのも、世界市場を考えてるとすれば納得の企画。うーむ。なかなか深いなー。
ひょっとすると未来の広告メディアの主な収益源は、新しいコンテンツやブランドへの投資や育成、そしてそれに関連したコンサルティングになってくるのかも?
だって、何かしら参入障壁があって守られてきた今までの広告ビジネスの収益構造やノウハウは、インターネットの完全自由競争の世界じゃなかなか通用しないと思うんですよ。
広告収入を増やすためにインターネット上で記事や番組を配信して広告を得るのは今後そこそこいけると思いますが、まったく新しい仕組みとかスキームにあんまりとらわれ過ぎると「セカンドライフ」の二の舞になっちゃいそう。
とにかくその成否が自社の経験、ノウハウ、クリエイティブな能力とほとんど無関係なツールとしての使い勝手の良さとか、単純にテクノロジーまわりの話になったらメディアの会社がやる意味ってあまり見出せない気がします。
でも、新しいコンテンツやブランドへの投資や育成、そしてそれに関連したコンサルティングだったら、広告メディア企業がそれまで培ってきた個々の強みを比較的活かしやすいはず。自社で作らなくても、分野やジャンルに応じた良質なコンテンツを制作できる会社や保有してる会社へ投資してちゃんと育てるとかできれば、第二のスタジオ・ジブリや、第二のディズニーだって作り出せるかもしれません。
・・・って、そうそう、この番組を放映するテレビ局のABCは、今、もともとコンテンツメーカーの1つだったウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社になってますしね。メディア関連企業が成長するには何が大事かって、その答えというかヒントくらいはディズニーとABCの関係を見たら見えてくるかも・・・。
で、最近どんな感じ?って軽く調べてみたら、ディズニーは今年の8月31日発表で、まさにコンテンツを更に強化するためにマーベル・エンターテイメント(米コミック界のヒーローを中心とする5,000以上のキャラクターを保有する「キャラクター・ベース・エンターテイメント会社」)を買収したっていうんですよ(笑)。やっぱりねー。
営業利益率でマーベルは業界最強
時価総額でマーベルはフジ・メディア・ホールディングスの1つ上位
とにかく、これまでの限られたCM放送枠や広告出稿スペースっていう考え方とか、競合他社が限定的っていう考え方は、インターネットの世界ではずいぶん変わってしまいます。作ろうと思えばいくらでも枠は広げられるし、企業から個人まであらゆるジャンルで競合してるのはGoogleとかでキーワード検索すれば一目瞭然。しかも、いわゆるパラダイム・シフトっていうか、マスマーケティングよりもインターネット広告に本腰入れる企業は、今後も引き続き増えていきそうな状況ですし・・・。
だから、たぶん、広告メディアにとっては抜本的な収益構造の組み換えというか、いわゆるコンテンツやブランドへの投資や育成、そして目利きとしてのコンサルティング業務などがこれまで以上に重要になってくるような気がするんですけど、いかがでしょう?
あくまで個人的な予測で、日米では産業構造もずいぶん違うんですけど、この手の話題はここ数年ずっと悲観論が多くて、何か前向きにこの変化を活かして成長してるメディア企業の例はないかなと思って書いてみました。メディア企業に希望がないとなんとなく伝えられる情報も楽しくないですし、希望を持とうってことで。視聴者にとっても、短絡的な目先の面白さだけのコンテンツよりも、時代を超えて繰り返し見たくなるような、いろんな意味でクオリティの高いものが増えてくれた方が直接的、間接的に良い影響が出てくるような気がします。
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世界最大のエルフ・パーティ! World Record Elf Party in NYC
http://nybiznews.exblog.jp/12778279/
2009-12-11T02:08:00+09:00
2010-02-04T23:19:19+09:00
2010-02-04T02:11:29+09:00
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5.NYのマーケティング事例
クリスマス前のニューヨークで、とってもユニークな世界最大のパーティが開催されました。その名もエルフ・パーティ(Elf Party)。北極のポラリスで、世界の子ども達のためにクリスマス・プレゼントを作ってるあの妖精のエルフさんたちによるパーティです。
赤と緑のクリスマス・カラーの可愛いコスチュームに身を包んだエルフさんたちがいっぱい。会場入口にあったボードには、VIP(Very Important Person)じゃなくてVIE(Very Important Elf)だって(笑)。
何でこのパーティが開催されたかというと、先日お伝えした「エルフさん達のストライキ」のニュース(クリスマス映画のキャンペーンを兼ねたユーモア溢れるジョークです)にちなんだものなんだとか。ここまでやっちゃうなんて、すごーい。
チビッ子や赤ちゃんまでエルフのコスチューム着てて、かわいいーし♪ ニューヨークのこういうイベントって、ほぼ必ず子どもも参加できるようになってて素敵ですよね。
ホストはテレビ局のABC。キャストの方々もステージに登場して一緒にゲームをやったり、歌ったり、踊ったり。プレゼントもいっぱい。妖精のエルフさんは、いつも陽気に楽しんでるキャラクターってこともあって、当然、かなりの盛り上がりに!いやー、こちらの方々って、いろんなイベントを作って楽しむのが本当に得意ですね。
歌って、踊って、楽しそう キャストの方々 チビッ子もエルフに Free the Northpole 笑顔いっぱい
あと、このパーティ、世界最大規模のエルフ・パーティとして、本当に来年のギネス・ブックに掲載されちゃうんですよー。ちゃんとギネス・ブックの代表の方もパーティに招待されてて、その場で認定証を手渡ししてました。
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かわいい子どもグッズ屋さん Loralin Design
http://nybiznews.exblog.jp/12785708/
2009-12-07T06:48:00+09:00
2010-02-05T06:59:33+09:00
2010-02-05T06:59:33+09:00
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4.ニューヨークの起業家精神
グランド・セントラル・ターミナルのホリデー・フェア会場で可愛いお店を見つけました。フワフワしてて触り心地の良さそうな子供服やぬいぐるみがいーっぱい!お店の名前は、Loralin Design。ブルックリン・フリーマーケットでもたくさんありましたが、ここも女性が一人ではじめた会社みたいです。
ちょうどオーナーのLora Linさんがいらっしゃったのでお話してみると、自分でデザインした子供服や手作りTシャツなどの他に、かわいいって思ったグッズをセレクトショップっぽくいろいろ取り扱ってるんだとか。
ソフトクリームの形をしたシャボン玉ケースなんてのもあるんですよ。アイスの部分が持つところになってて、カップから引っこ抜いて使う方式でフレーバーの香りつき。1つ3ドル。じゃぁ、ぬいぐるみは?と聞いてみると、例えばクマちゃんは24ドルだって・・・。
ホリデー・フェアのお店って、海外から参加してるからとか特別なギフト用品だからとかで平均的なお値段は結構高かったりするんですけど、ここはそうでもありません。Loraさんも店員さんの女の子もとてもフレンドリーで良心的。ホリデー・フェアの雰囲気を楽しんで、お土産に何か買ってくにはオススメのお店じゃないかと思います。 かわいいー シャボン玉で楽しそうに遊ぶ店員さん 子供服もいろいろ 公式サイトに行くと、オリジナルのアイテムを確認できます〔ご参考〕
・Loralin Design:公式サイト
クリスマス前のニューヨークには、ホリデーフェアとかマーケットがあちこちにオープンしてまして見てまわるのが楽しいです。普通のお店と違って、オーナーさんに直接会ってお話できることが多いのも大きな魅力。いろんな刺激をうけますよ。
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楽しむことでより良くしよう The Fun Theory
http://nybiznews.exblog.jp/12785722/
2009-12-06T07:00:00+09:00
2010-02-05T07:02:07+09:00
2010-02-05T07:02:07+09:00
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3.ニューヨーク文化について
もっとムダをなくそう、便利にしよう、効率的にしよう、健康的にしよう、豊かにしよう、快適にしよう、環境にやさしくしよう、など等、私たちは、日ごろ、世の中をより良くするためにいろんなことを考えてますが、『もっと楽しくしよう』ってどのくらい真剣に考えることがあるでしょうか?
今、フォルクスワーゲンが"The Fun Theory"という大変興味深い理論を提唱しているんですよ。
これは、"something as simple as fun is the easiest way to change people's behaviour for the better."(楽しいっていうただそれだけのことが、人々の行動をより良いものに変える一番簡単な方法)という考え方に基づいた理論。
例えば、エスカレーターを使う人ばかりの場所で、どうやったらもっと多くの人々に楽しんで階段を歩いてもらえるようになるか?って考えてみます。
じゃぁ、階段を音階を奏でるピアノの鍵盤にしたらどうだろう?ってことで、実際にやってみると、階段を使う人たちが66%増に!
この他に、空き缶、空きビンのリサイクル回収を増やすには?とか、道端にあるゴミ箱にちゃんとゴミを入れてもらうには?とかの例が挙げられてまして、その結果はYoutubeで見れるんですよー。
ビデオの最後に出てくるメッセージは、"Fun can obviously change behavior for the better."(楽しいってことが、明らかに行動をより良いものに変えられるんです)。うーむ、深いですねー。
ちょうど今、クリスマス・シーズン真っ最中。ニューヨークではあちこちに楽しいことが待ってますけど、何かしらのパレードとかコンサートとか、ストリートフェアやアート作品の展示など、この街には本当に1年中、大人も子どももみんなが楽しめるいろんな種類のイベントがいっぱい。その結果、世の中がより良く変化していってる部分って確かにあるように感じます。まさにThe Fun Theoryのケースだらけの街かも(笑)。楽しもうっていう発想や、ポジティブな考え方って、私たちが普段思っているよりもずっと大切なのかもしれません。
[ご参考]
・www.thefuntheory.com:公式サイト
"The Fun Theory"、とても興味深いですね。12月15日まで皆さんからのアイデア募集中になってます。あと、このお話を知って、「前向きさは学習できるスキル」っていう過去ログをすぐに思い出しました。前向きな発想をしている人は、物事の良い面を見て楽しもうと考えるから、その人自身もその人のまわりの環境も、結果的により良いものになっていくのかも?
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NY地元紙の報じた、思わず微笑んでしまうクリスマス危機のニュース
http://nybiznews.exblog.jp/12778301/
2009-12-03T02:17:00+09:00
2010-02-04T23:21:49+09:00
2010-02-04T02:19:31+09:00
team_liberty
5.NYのマーケティング事例
クリスマス・ムードがますます高まるニューヨーク。ツリーのライティング・セレモニーやコンサートなどクリスマス関連のニュースが連日報じられてますが、地元で最も読まれている日刊フリーペーパー、am New Yorkでこんな記事を見つけました!記事のタイトルは、"ELVES ON STRIKE”。あらまぁ、たいへーん。
サンタさんの住んでる北極のポラリスという街には、毎年クリスマスの夜に世界の子どもたちへ届けるプレゼントを作るための工場があるんですけど、そこで働いている妖精のエルフさんたち、ただ今ストライキ中なんですって。
どうやらサンタさんがクリスマスに休暇を取ろうとしてるのが原因みたい?
問題点を指摘するエルフさんたちの声に加え、サンタさん本人(the red-suited oneとか表現されてます)や、後継者となるサンタさんのお嬢さんのMaryさん(ニューヨークのマーケティング会社勤務のマーケティングの達人)のコメントなど、かなり内容の濃い記事。
で、ずぅーっと記事が続いた後、一番最後のパラグラフに、"For more on the Christmas crisis, tune-in to the new ABC Family Original Movie, Santa Baby 2 Christmas Maybe..."(このクリスマス危機については、ABCテレビの新しいオリジナル・ファミリー・ムービー、Santa Baby 2 Christmas Maybeをご覧ください)だって・・・。このページの左上には思いっきり"NEWS"って書いてあるのに。ユーモアたっぷり。粋ですねぇ。
記事のお手本のようなしっかりした内容 ユーモアたっぷり〔ご参考情報〕
・エルフさんたちのプレゼント工場紹介:ABC公式サイトより
深刻なストライキのニュースになってるんですが、ずっと読んでくと微笑まずにはいられません。「何百年も賃上げなしですよ」っていうエルフさんの声に、「食べきれないほどクッキーあげてるのに」っていうサンタさんのお嬢さんの反論とか(笑)。細かい部分の表現も、やたらに本格的な社会派記事っぽくて勉強になるほど。こういう楽しみ方とかニューヨークっぽくて好き。
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心地よいクッションやブランケット地図のお店 Haptic Lab
http://nybiznews.exblog.jp/12778305/
2009-12-01T02:19:00+09:00
2010-02-04T23:22:27+09:00
2010-02-04T02:20:45+09:00
team_liberty
4.ニューヨークの起業家精神
昨日に続いて、クリスマス期間限定で、ニューヨークのダウンタウンに登場した室内フリー・マーケット、Giftedより。今度は、クッションやブランケットなどのユニークな手作りギフトのお店、Haptic Lab。地図をベースにしたデザインを縫いこだ作品(Soft-Mapsって言います)を売ってます。例えば、壁にかかっているブランケットは、セントラルパーク!
創業者のEmily Fischerさんに聞いてみると、このHaptic Labは今年はじめたばかり、とのこと。それ以前は建築事務所で建築家(architect)をされていたそうです。しかも、学生時代はミシガン大学の大学院で建築を専攻し、優秀な女性生徒の賞(Marion Sarah Parker Award)も受賞っていう、実は彼女、バリバリの理系!
だから、ライティングとかネーミングとか、その他いろいろ細かい部分でアートスクール出身のデザイナーさんとは違う、少し不思議な独特の印象を受けるんですねー。サンプル資料の細かさとかも妙に納得。
でも、ガチガチの理系ってわけでもなくて、例えば、Haptic Labの公式サイト見たら、自作のクッションとブランケットでスヤスヤ寝てるEmilyさんの写真が載ってたりするんです(笑)。自己表現たっぷり楽しんでますね。いいなー。
カップケーキ屋さんのKeavyさんの写真もそうだったけど、自己紹介用写真とかのたった1枚の中で、ブランド・イメージとかブランド・プロミスまで表現しちゃおうっていう発想、彼女たちにはもう当たり前のことみたいですね。おもしろいわー。 サンプル地図やサンプルカラーとか いい感じのクッション 創業者のEmilyさん〔ご参考情報〕
・hapticlab.com:公式サイト
他にもいろんなエリアの地図をデザイン化した作品がいっぱい。どこか思い出の街の地図とか、オーダーメードの依頼にも応じてくれるそうです。フリー・マーケット(蚤の市)って言っても、ニューヨークではこういう場がデザイナーやクリエイターのインキュベーション・センターになってることが結構多くて、本当にいいですよー。素敵な出会いもいっぱいです。
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たぶん、今NYで一番美味しいカップケーキ屋さんはココです Kumquart
http://nybiznews.exblog.jp/12778325/
2009-11-30T02:21:00+09:00
2010-02-04T23:23:00+09:00
2010-02-04T02:28:55+09:00
team_liberty
4.ニューヨークの起業家精神
クリスマス期間限定で、ニューヨークのダウンタウンに登場した室内フリー・マーケット、Giftedより。とても可愛いミニチュア・カップケーキ屋さんを発見しました。お店の名前は"Kumquart”。一口サイズの色鮮やかなカップケーキは、全部で17種類あって、どれも1つ1ドル!安いですねー。
テーブルの上にあったお店紹介情報付ポストカードには、オーナーのKeavy Landrethさんがミニ・カップケーキだらけの部屋でミニ・カップケーキを食べてるっていうユニークな写真(笑)。
ちょうどKeavyさんがいてお話を聞くと、アートスクール(Parsons)と料理学校(Culinary Institute of AmericaとFrench Culnary Institute)で勉強した経験をもとに、2007年10月からはじめたお店なんですって。若いけど彼女がオーナーなの。
普段はブルックリン・フリー・マーケットの会場で売ってるほか、公式サイトを通じてケータリングやデリバリーのオーダーも受付中。で、さっそくそのサイトに行ってみたら、オーナー紹介の写真がまたこんな感じになってるんですよ(笑)。
徹底してます。すごい。実際に会ってみると「普通に可愛い女の子」な感じですけど、楽しみながらやってる雰囲気はすーごく伝わってきます。オーラあるっていうか、なんかキラキラしてるんです。
さらに、肝心のカップケーキのお味の方も、本当にかなり美味しいんですよー。ぜんぜん甘すぎません。ちょうどいい感じ。12個入り買ったら箱に小さなカリカリ・ベーコンも入ってて、これをかじってから食べるカップケーキがまた素晴らしい味わいに・・・。カリカリ・ベーコンついてくるカップケーキとか、他にないでしょ?サイズが小さくて食べやすいのも含め、素材や味など実はいろいろよーく考えて作ってるみたい。見た目がかわいいだけじゃないんです。素晴らしい。今まで食べたカップケーキの中で、一番美味しいと思います。 かわいいミニチュア・カップケーキ、1つ1ドル パーティなどのケータリングも 12個入りボックス 中には、カリカリ・ベーコンも オーナーのKeavyさん〔ご参考情報〕
・www.kumquatcupcakery.com:公式サイト
明るく元気なKeavyさん。とにかく彼女が楽しんでることが、ここのカップケーキの美味しさの秘訣なのかも?でも、ただ元気ってわけじゃなくて、話してみるとよく考えてるなーって部分も多く、さすが社長さんって感じもします。いろんな意味で刺激いっぱい。Kumquartは、おもしろくて、おいしいです。
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1ドル3分のマッサージ・チェア
http://nybiznews.exblog.jp/12778340/
2009-11-29T02:31:00+09:00
2010-02-04T23:24:50+09:00
2010-02-04T02:35:11+09:00
team_liberty
4.ニューヨークの起業家精神
前回に続いて、ハドソン川の上にある桟橋にできた小さなショッピング・モール、ピア17から。モールの中で、こんなマッサージ・チェアを見つけました。"First Class Seats $1"? 1ドル入れると3分マッサージしてくれるんです。試しにやってみると気持ちいいー。思わず2ドル分、マッサージしちゃいました。これ、いつからあるんだろう?
そうそう、ニューヨークのマンハッタンって、いろんな見所がいーっぱいあるのに、東京の山手線圏内にすっぽり入るほどの大きさなんですよ。だから、ちょっとした移動なら徒歩でOK。っていうか、歩いた方がエリアごとに変わる街の表情を体感できてオススメなのです。
当然、歩き疲れて休憩することも多いわけで、こういう手軽なマッサージ・チェアって結構ニーズある気がするんですけど。っていうか、ない方が不思議。
これから増えてくのかな?・・・と気になって調べてみたら、これ、Smarte Carte社のマッサージ・チェアでレンタルのようです。Smarte Carte社っていうのは、もともと空港にある手荷物を運ぶカートの自動販売機を開発してはじまった、40年ほどの歴史を持つアメリカの会社。主に空港で、KIOSKなど関連サービスも展開してるんだとか。空港の次にショッピング・モールへ展開してるそうで、だから、ここにこのマッサージ・チェアがあるみたいです。へぇー。確かに、アメリカの巨大なショッピングモールとか空港だったらニーズありそうですね。
1ドルで3分
〔ご参考情報〕
・Smarte Carte:公式サイト
アメリカの大半は車社会で、この会社もミネソタ州発祥の会社ってことで、あんまり徒歩で人が移動する街での展開って考えてないのかも?ちょっともったいない気がします。あと、こういうの日本の企業とかでやってるところないのでしょうか。Yoga SeatsとかThe Zen(禅、瞑想とかけて・・・)なんて名前でブランディングしたら、日本製のこういう製品のイメージも健康志向のイメージもどっちも良いので、結構人気出るかも? レンタルだけじゃなくて売ってもいけるかも?ベビーブームの起こってるアメリカでも、高齢者は増えてますし、こういうマッサージチェアとかへの潜在的なニーズって高い気がするんですけど。
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